さあ皆さん、今回も本当においしいお店と、
ステキな物件をご紹介します！
今回は「フレンチレストラン　グルマン」。
地下鉄だと御器所駅、川名駅、両方から行けます。
住宅地の中のお店です。
こんなにマンションがたくさんあるなんて！
住みやすそうな街ですね。

さて「フレンチレストラン　グルマン」。
前菜２品、メイン、デセール（デザート）が選べるタイプのメニューを注文。ちなみに３７００円。
追加料金が必要な料理もありますが、なかなかお値打ちです！すごくステキなお店ですよ――。

まるで、深い森の中の、洒落たレストランに来た感じ。
店内は、白と木の深い茶色が基調とされていて、アクセントの緑がさわやかです。
小物一つひとつも、とっても気が利いてます。テーブルには引き出しがついていて、
ナイフとフォークのほかに、お箸も入っています。
フレンチで「お箸ありますか？」って訊きにくい時、ありますもんね。うーん、細やかな気配り。

それで、日本人、特に女性が喜ぶのって、前菜だと思いません？
私もそうなんですよ。ただ、値段が比較的お値打ちなので、量がひかえめなのかな、と。
ところがところが。最初の前菜、「カリフラワーのムースと剣先いか～メジマグロ節のジュレを添えて～」です。
これ、思ったより量があるんですよ。このお値段で。どこをとっても、期待できるお店じゃないですか――。

さあ！！いただきます。ああっ、やっぱり！　おいしいっ、すごくおいしいですよ！！
カリフラワーのムース……カリフラワーってこんなにしっかりした味があるんですね。野菜のムースなのに、びっくりするような、
しっかりした味とコク。ほれぼれするような、奥深い香り。野菜そのものも、おいしいんでしょうね。
生のカリフラワーの薄切りが添えてあるんですが、かみしめて食べてみたら、こんな薄さなのに、ちゃんと味がする。
切りにくい野菜だと思うんですが、その腕前にもびっくり。

反対に、剣先いかはこんなに薄味なのにおいしい！
私、「おだし」が大好きなんです。メジマグロ節のジュレを添えたフレンチなんて、フランスでは食べられないでしょうね。
ちょっと多いかなと思っていたのが、最後はもっと食べたい気分でした。
次は「トウモロコシの冷製スープ」。実は、他の前菜だとメインと食材がかぶるので、消去法でこれにしたんですが、
おいしい！私、トウモロコシのスープっておいしいなって、久しぶりに思いましたよ。
それだけじゃない。エビのジュレが添えてあって、一緒に口に入れると、違う味が楽しめて、これも奥深い一品です。
ここまで全体的に、澄んだ味っていうんですかね。夏だし、季節感さえ感じます。

そしてメイン、「フランス南西部ランド県産“フォアグラ”のソテー野菜のソテー添え」です。
さすがメイン、ドーン！ですね。私、こんなに大きなフォアグラ、初めて食べますよ。
ひるみましたが、最後までおいしく食べられました。ああ……こんなに美味なら、ワイン一緒に飲みたかった。
小菓子には、自家製の「ブラックペッパーのマカロン」が。
うわっ！甘いのに、どこにしこんであるのか、本当にピリピリきますよ！半端ない食への探究心を感じました。

本当にどれもおいしくて、すみずみまで気がゆきとどいていて、
このお店、本当におすすめです。